自律神経って何だろう
自律神経ってとても大事です。これが不調になると良いことはないです。
何となく体調が悪くなり、近所のクリニックで「自律神経失調症」と言う診断名をつけられたことありますか?
自律神経ってよく聞くけど何なんだろう。
よく聞くけどよく分からない。こんな方が多い気がしますが、あなたは如何でしょうか?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」に分けられます。聞いたことありますよね。交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキと考えてください。アクティブとリラックス、ボケとツッコミのような関係で、僕たちの生活ではとても大事な存在です。
そんな自律神経の基礎を知李、うまくコントロールできれば良いですよね。
交感神経と副交感神経の関係
交感神経と副交感神経がバランスよく機能していると、体調が良く楽しい毎日を過ごすことができます。しかし、一旦バランスを崩すと何かと支障が出てきます。下記の図を使って簡単に説明いたします。
交感神経と副交感神経の調和が取れていると「◎」でとても良い状態です。しかし、何処かに変調を来すと図のような症状が現れます。
副交感神経は「加齢」とともに減退しますので、日頃の生活がとても重要となります。
自律神経の整え方
ジムに通わず、高いサプリに頼らず、お金をかけずに自律神経を整える方法を下記にお示しします。当たり前のことばかりですが、深堀りすると興味深いものばかりですので、この機を境に知っておいてください。
✅ 食事
✅ 呼吸法
✅ 運動
つまらなーい、と思うかも知れませんが、良く考えて頂きたいです。
1)生活習慣
「朝」と「夜」の習慣を少し変えます。「昼」はありませんので、好き勝手で大丈夫です。では何を変えるかお示しします。
夜:入浴の仕方、食事の時間
これだけです。朝起きたときはリラックスしているので副交感神経が優位です。従って、余裕を持って起きるようにしてください。急に起きて活動すると、いきなり交感神経が過度に亢進してしまいます。また、カーテンを開けて「光」に当たってください。交感神経を更新させ、ゆっくりと1日のスイッチを入れます。更に「常温の水」を飲んでください。副交感神経のバランスを整えます。常温の水を飲む習慣がない方は、枕元にペットボトルを置いておくと良いでしょう。
一方、夜の習慣ですが「入浴」について工夫が必要です。まず、熱いお湯は交感神経を過剰に更新させますのでNGです。39〜40℃に設定して15分浸かる。首までを5分、お腹までを10分です。また、入浴は最低でも就寝の90分前に終えておき、食事は3時間前までに終えておく必要があります。
難しいですが、慣れれば大丈夫です。
2)食事
「食物繊維」と「発酵食品」を意識する。たったこれだけです。「腸活」です。幸せホルモンである「セロトニン」は95%は腸で産生され、脳からの産生はたった5%未満です。意外ですよね。免疫力を高める上でも「腸活」は重要になります。
また、お酒とタバコはやはり良くないです。お酒は交感神経を過剰に亢進させますので、結果的に睡眠を妨げます。タバコは吸うことでリラックスできますが、ニコチンの影響でいつも交感神経が亢進してイライラ感が高まっている環境を作ってしまいます。
3)呼吸法
緊張しているときは大きく深呼吸します。ただ、この呼吸の仕方に工夫が必要です。交感神経は吸うときに亢進し、吐くときに副交感神経が亢進します。
息を吸うときは3秒、吐くときは6秒がベストです。🌼
4)運動
当たり前のことですが、意識するのは下記2つだけでOKです。
✅ ウォーキング
「片付ける習慣」をつけることで軽い運動になり、気持ちもリラックスできます。一石二鳥なので是非意識してみてください。また、軽い運動で一番良いのは「ウォーキング」です。ランニングですと交感神経が亢進したり、ストレスホルモンが分泌されますので、自律神経調和の観点では不向きです。ダイエットもNGです。
自律神経の調和は、あなたの生活のリズムを快適にします。お金をかけずに少し工夫するだけで調整ができますので、是非ちょとだけ生活を変えてみませんか?🌱
最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。🌼
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