バターとマーガリン、ダイエット中に選んだ方が良いのはどっち?

食事
ダイエット中の食事って気にしますよね?
そもそもバターとマーガリン、どっちを使うべきか悩んだりしませんか?
昨今、マーガリンに関する話題がネット上で騒がれていましたが、その辺りに関しても触れながらダイエット食に適した食材はどちらか紐解きたいと思います。
ただ、どちらが身体に悪いのかを示唆した定量的なデータは見当たりませんでした。

バターとマーガリンの違い

そもそも違いは明確で原料にあります。
バターは牛乳から分離したクリームを原料に作られていますが、一方マーガリンは油脂を原料にマーガリンに似せて作れれています。
簡単に言うと、マーガリンはバターのバッタもんといった感じでしょうか?
バターは30℃前後で溶け始め冷蔵庫で冷やすとバターナイフでも切れないくらいに固まります。
逆に、マーガリンは冷蔵庫で冷やしても固まることはなく扱い易い。
味は濃厚なバターに対してマーガリンはあっさり。
値段は断然バターの方が高いです。

バターとマーガリンのカロリー

雪印 北海道バター(大さじ1) 95Kcal
雪印 バターハーフ(大さじ1) 48Kcal 
明治 北海道バター(大さじ1) 97Kcal
明治 バターハーフ(大さじ1) 50Kcal
雪印 ネオソフトハーフ(大さじ1) 45Kcal
雪印 ネオソフトEブレンド(大さじ1)89Kcal
明治 べに花ハーフ(大さじ1) 52.5Kcal
この様にざっと眺めても左側のバターの方がカロリーが高いです。
カロリーだけをみるとダイエットはマーガリンの方が優勢かもしれません。

マーガリンの悪評(トランス脂肪酸など)

昨今の口コミでマーガリンはプラスチックと言う話が話題になりましたが、どうやら違うようですね。トランス脂肪酸と言う自然界には存在しない油が含まれているからの様です。
欧米ではトランス脂肪酸を1%以下にしなさいと規制がかかっている様ですが、ここには少々誤解がある様です。
このトランス脂肪酸はバターにもマーガリンの一部にも含まれており、定性的には悪玉コレステロールを増やすと言う報告はある様ですが、疫学的に量的な報告はございませんでした。
アメリカ国立衛生研究所(NIH)がトランス脂肪酸の含有量、WHOが摂取量の上限を定めたことは事実ですが、これが身体に悪いと位置づけるのは根拠がありません。含有量の表示と摂取制限が勧告されているのは、食塩や砂糖も同じことです。
とある報告を読んでみますと、マーガリンはバターより悪玉コレステロールが増えるが身体に良いと解釈出来ます。

ダイエットに向くのはどっち

カロリーだけを考えるとマーガリンの方がダイエット食としては向いている様です。
しかし、トランス脂肪酸の摂取により悪玉コレステロールが増えてしまう可能性があります。
私がダイエットをした際はバターを使った料理を選択していました。
美味しさを優先して量を諦めました。
肝心なのは食べ過ぎないこと。
どうせ食べるのであれば、コクがあるバターを選択した方が心身共に満足するのではないでしょうか?この思考を軸に8ヶ月で36kgのダイエットに成功しました。

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